履歴書とは
履歴書とは、あなたが仕事を探す上で大切な情報が書いてあります。例えば、名前や電話番号などの個人情報から、今までの経歴などです。面接の前、または会社に入る前には必ず履歴書を提出する必要があります。そのため、履歴書の正しい書き方を理解しましょう。
履歴書を書く時の注意点
履歴書を書くときに、みなさんに注意してほしいことは、3つあります。これだけは必ず守って書きましょう。
履歴書は手書きではなく、パソコンで作成しても問題ありません。しかし、誤字や脱字などの書き間違いがないか、必ず確認してから提出してください。間違えていると、企業から注意力のない雑な人とか志望動機が低いのかなと思われてしまうことがあります。
聞かれたくないから、と自分の経歴を消したり、よく見せたいからといって、持っていない資格を持っているように書くなどの嘘をついてはいけません。これは、内定取り消しもありえますので、本当のことを書きましょう
エントリーシートにも言えることですが、9割は埋めるようにしましょう。わかりやすく簡潔に書くことは大切ですが、それは情報量が十分にあることを前提としています。まずは、多くの大切な情報を記載するようにしましょう。
この2つを見てみると分かりますよね。たくさん書けばいいということでも無いですが、埋まっている方が印象がいいです。
職務経歴書とは?
これまでに働いてきた会社や経験してきた業務内容、あなたが持っているスキルをまとめたものです。転職の際に作ります。履歴書のように決まったフォーマットありません。A4用紙1枚から2枚くらいにまとめるのがいいでしょう。3枚以上にはならないように気をつけましょう。
これは職務経歴書の一例です。
2~3行くらいであなたがどういうお仕事をしてきたのかを書きます。詳しくは次の項目で書くので、ここでは簡単にまとめて書きましょう。
例:「家電量販店の販売スタッフとしておよそ3年間勤務しました。携帯電話販売の
自分じぶんが働はたらいていた会社かいしゃについて詳細しょうさいを書かきます。いつからいつまで、どの部署ぶしょに所属しょぞくし、具体的ぐたいてきに何なんの仕事しごとをして、どのような成果せいかを出だしたのかについて書かきます。
仕事しごとに活いかせそうであれば、積極的せっきょくに書かきましょう。「問題解決能力もんだいかいけつのうりょく」や「販売力はんばいりょく」などのソフトスキルも大丈夫だいじょうぶです。そのスキルや経験けいけん、知識ちしきがどのように仕事しごとに役立やくだつと考かんがえているのかまで書かけると、とても良よいです。
資格しかくは正ただしい名前なまえを書かきましょう。例たとえば、JLPTではなく、「日本語能力試験にほんごのうりょうくしけん」と書かきます。省略しょうりゃくした名前なまえだと、何なんの資格しかくや免許めんきょなのかわからない場合ばあいがあるからです。また、TOEFLのように試験しけんの形式けいしきで満点まんてんが異ことなる場合ばあいは、「TOEFL iBT 100/120点取得てんしゅとく」のように満点まんてんも書かきましょう。取得しゅとくした年月ねんげつの間違まちがいもよく見みられるので、合格証書ごうかくしょうしょを確認かくにんしながら記入きにゅうしましょう。
あなたの強つよみが、どのように企業きぎょうの価値かちにつながるのかについて書かきます。例たとえば、「私わたしは日本語にほんごが得意とくいで、日本人にほんじんとコミュニケーションが取とれます。」だけだと不十分ふじゅうぶんです。「私わたしは日本語にほんごが得意とくいで、日本人にほんじんのお客様きゃくさまに対たいして『接遇せつぐう』の意識いしきをもってコミュニケーションが取とれますので、丁寧ていねいな販売接客はんばいせっきゃくを通つうじて売上増加うりあげぞうかに貢献こうけんできると考かんがえています。」のように、あなたを採用さいようするとどのようないいことが会社かいしゃに起おこるのかも併あわせて書かきましょう。また、根拠こんきょのない話はなしは説得力せっとくりょくに欠かけるので、自分自身じぶんじしんの過去かこの経験けいけんとつながるように書かきましょう
後悔こうかいしないように
履歴書りれきしょや職務経歴書しょくむけいれきしょを作つくることは大変たいへんですが、一度作いちどつくってしまえば、あとは使つかい回まわすことができます。時間じかんがないからと、履歴書りれきしょを適当てきせつに作つくってしまうと、面接めんせつまで進すすめず、履歴書りれきしょで落おちてしまうこともあります。初はじめのうちにしっかりとしたものを作つくっておきましょう。