決める就活 – Your Career

日本にほんの大学だいがく・専門学校せんもんがっこうを卒業そつぎょうしたみなさんが、卒業後そつぎょうごも日本にほんで就職活動しゅうしょくかつどうをしたいと思おもった場合ばあい、条件じょうけんに当あてはまれば、在留資格ざいりゅうしかくを「特定活動」とくていかつどうに変更へんこうすることができます。今回こんかいは、その条件じょうけんを見みてみましょう。 対象たいしょうは？ 大学だいがく・専門学校せんもんがっこうを卒業そつぎょうする前まえから就職活動しゅうしょくかつどうを行おこない、卒業後そつぎょうごも継続けいぞくする意思いしがあること この在留資格ざいりゅうしかくは卒業そつぎょうしたあとも就活しゅうかつを続つづけたいという人ひと向むけのものです。これまでに就職活動しゅうしょくかつどうをしてきていない人ひと、これから就職活動しゅうしょくかつどうをする気持きもちのない人ひとは対象たいしょうとなりません。 素行不良そこうふりょうでないこと これは、どの在留資格ざいりゅうしかくを申請しんせいするときと同おなじですが、交通違反こうつういはんや犯罪行為はんざいこういを行おこなっていないことはもちろん、週しゅうに２８時間じかん以内いないと決きめられたアルバイトを２８時間じかん以上いじょうしてしまってもいけません。また、税金ぜいきんを払はらっていない場合ばあいも素行不良そこうふりょうとみなされます。素行不良そこうふりょうな人ひとは在留資格ざいしゅうしかくの許可きょかがおりない可能性かのうせいがあります。 卒業そつぎょうした学校がっこうの推薦すいせんがあること この在留資格ざいりゅうしかくを申請しんせいするためには、通かよっている学校がっこうから、推薦状すいせんじょうを貰もらう必要ひつようがあります。つまり、在学中ざいがくちゅうに問題もんだいを起おこしておらず、学校がっこうからも継続けいぞくして就職活動しゅうしょくかつどうを行おこなう意思いしがあると認みとめられる必要ひつようがあります。学校がっこうによっては、就職支援課しゅうしょくしえんかやキャリアセンターの先生せんせいと面談めんだんをしてから推薦状すいせんじょうを貰もらえるか判断はんだんするところもありますので、まずは先生せんせいに相談そうだんしてみましょう。 必要書類ひつようしょるい 全すべての卒業生そつぎょうせいに共通きょうつうの必要書類ひつようしょるい 在留資格変更許可申請書ざいりゅうしかくへんこうきょかしんせいしょ ※申請書のダウンロードはこちら「在留資格変更許可申請書」（出入国在留管理庁） 写真しゃしん（縦たて４cm×横よこ３cm）１枚まい 申請しんせいの３ヶ月かげつ以内いない取とられた写真しゃしん。正面しょうめんから撮影さつえいしていて、背景はいけいなし、帽子ぼうしをかぶっていないもの パスポートと在留ざいりゅうカード（原本げんぽんを入国管理局しゅつにゅうこくかんりきょくで提示ていじします） 日本にほんにいる間あいだの生活費せいかつひを誰だれが、どう支払しはらうかの書類しょるい 本人ほんにんの貯金ちょきんで賄まかなう場合ばあいは、自分じぶんの通帳つうちょうのコピー、本人以外ほんにんいがいの親おやや親戚しんせきが支払しはらう場合ばあいは、その者ものの支弁能力しべんのうりょくを証しょうする文書ぶんしょ及およびその者ものが支弁しべんするに至いたった経緯けいいを明あきらかにする文書ぶんしょとして、送金証明書そうきんしょるいなどを提出ていしゅつしましょう。 専門学校卒業生せんもんがっこうそつぎょうせいに必要ひつような書類しょるい 専門学校せんもんがっこうを卒業そつぎょうした人ひとは、次つぎの書類しょるいも必要ひつようとなります。学校がっこうで準備じゅんびしてもらう書類しょるいもあるので、必かならず早はやめに相談そうだんしましょう。 専門学校せんもんがっこうの発行はっこうする専門士せんもんしの称号しょうごうを有ゆうすることの証明書しょうめいしょ 専門学校せんもんがっこうの卒業証書そつぎょうしょうしょ（写うつし）又または卒業証明書そつぎょうしょうめいしょ及および成績証明書せいせきしょうめいしょ １通つう 専門学校せんもんがっこうによる継続就職活動けいぞくしゅうしょくかつどうについての推薦状すいせんじょう １通つう 専門課程せんもんかていにおける修得内容しゅうとくないようの詳細しょうさいを明あきらかにする資料しりょう １通つう 継続就職活動けいぞくしゅうしょくかつどうを行おこなっていることを明あきらかにする資料しりょう ハローワークの登録とうろくカード、会社説明会かいしゃせつめいかいの参加予約票さんかよやくひょう、選考結果せんこうけっかのメールのコピーなど ※変かわる可能性かのうせいがありますので、必かならず、法務省ほうむしょうのウェブサイトから確認かくにんしてください。 継続就職活動の詳細はこちらから「特定活動９」（出入国在留管理庁） 卒業後そつぎょうごは必かならず在留資格ざいりゅうしかくの変更へんこうをしましょう 「特定活動」とくていかつどうの在留資格ざいりゅうしかくは、許可きょかされたら６ヶ月かげつの在留資格ざいりゅうしかくが与あたえられます。その後ご、一度いちどは更新こうしんできるため、実質じっしつ１年間ねんかん日本にほんに残のこり、就職活動しゅうしょくかつどうをすることができます。 卒業そつぎょうしたにもかかわらず、まだ留学りゅうがくの在留資格ざいりゅうしかくの期限きげんが残のこっているからといって、そのまま滞在たいざいし続つづけることはやめましょう。なにか特別とくべつな理由りゆうがあって遅おそくなっても、卒業後そつぎょうご３ヶ月かげつ以内いないには、在留資格ざいりゅうしかくの変更手続へんこうてつづきをしてください。それより遅おそくなると、在留資格ざいりゅうしかくの変更へんこうができなくなる可能性かのうせいがとても高たかくなります。 また、卒業そつぎょうしたあとに、留学りゅうがくの在留資格ざいりゅうしかくのままアルバイトをすることは重大じゅうだいな違反いはんです。絶対ぜったいにしないでください。変更へんこうの手続てつづきは、卒業前そつぎょうまえから始はじめましょう。 残念ざんねんながら、卒業そつぎょうまでに内定ないていが出でなかったとしても、専門学校せんもんがっこうで高度こうどなことを勉強べんきょうしてきた人ひとはなるべく日本にほんで就職しゅうしょくできるよう制度的せいどてきな優遇ゆうぐうを受うけられます。それが継続就職活動けいぞくしゅうしょくかつどうの在留資格ざいりゅうしかくです。日本にほんで就職しゅうしょくをしたいと考かんがえているのであれば、まず「特定活動とくていかつどう」に変更へんこうし、違反がない状態で取り組むようにしましょう。 読み込んでいます…