公開日時 : 2020年07月20日
更新日時 : 2022年03月04日
日本の就職試験には必ずと言っていいほど、筆記試験があります。(参考:Your Career「筆記試験について」)
筆記試験の中でも1番多くの企業が使っているSPI3の受験方法について説明します。
SPI3とは
SPIはSynthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略で、現在はバージョンアップされたため、SPI3となっています。株式会社リクルートホールディングスが提供しており、約13,600社が就職試験の際に利用しています。
(参考:SPI3「SPIとはどんな適性検査?多くの企業に選ばれる理由とは?」
出題内容は能力試験と性格検査に分かれています。
能力試験は、「言語」(熟語の意味や文章の並び替えなどの日本語の試験)と「非言語」(確率や表の読みとりなどの算数や数学の試験)があります。企業によっては、英語の問題がある場合もあります。
性格検査では、企業の社風に合うかなどの確認や、入社後の配属先の参考にするためなどに使われます。性格検査では、受験者が嘘をついているかも判断しています。嘘をつかずに正直に答えましょう。
SPI3の受験方法
テストセンター
専用の会場でパソコンを使って受験する。
一番多くの企業で採用されている受験方法です。都合がいい日程と会場を自分で選ぶことができます。
しかし、混み合う時期は予約が取れないこと可能性もありますので、早めに予約する必要があります。
また、一度受験すると前回の結果を使いまわすことができます。
WEBテスティング
家や学校にあるパソコンを使って受験することができます。
指定されている期間内であれば、いつでも受験することができます。
ペーパーテスティング
応募先の企業が準備した会場でマークシート方式の紙媒体を使って受験する方式です。受験者が同じ会場に集まって試験を受けます。試験時間が他よりも長いことが特徴です。
インハウステスティング
応募先の企業に出向き、パソコンを使って受験する方法です。
(引用:Career Delight「SPIとテストセンターとは?違いを知らなければ対策もたてられない!?」
パソコンを使って受ける試験の場合、全体の制限時間の他に問題ごとにも制限時間があります。制限時間を過ぎてしまうと問題が自動的に変わってしまうので、時間配分にも気を付けましょう。
次の記事は、テストセンター受験までの流れです。