公開日時 : 2020年03月26日
更新日時 : 2022年02月07日
日本の就活には一定のフォーマットがあり、それをすべてこなすにはかなりの費用が掛かります。就活を終えた学生に実際に一番大変だったことを聞くとそのトップに挙がるのは「予想以上に出費がかさんだ」ということでした。
今回は、日本で就活をすると実際に何にどれくらいの金額がかかるのかを見ていきます。
1.就活に実際にかかった金額
就活にかかる費用は住んでいる場所、そして受ける企業がどの地域に集中しているかで決まります。一番多く出費がでるケースは地方に住んでいて、東京や首都圏の企業を多く受ける場合です。この場合は平均で約18万円ほどかかっています。東京や首都圏に住んでいる場合でも約13万円ほど、すべてを平均した全国平均で約16万円ほどかかっています。
2.何に一番お金がかかったのか
下記がかかった金額が大きいもののリストです。
1位…スーツ、バッグ、靴などの衣類品 ―約5~6万円
2位…交通費 ―約5万円
3位…飲食費 -約3万円
4位…証明写真や書類郵送費など -訳1万円
交通費が特に費用が掛かるのは地方に住んでいる人は東京まで出てくるのに夜行バスや飛行機を使ったり、もしそのまま東京でそのまま何社も面接などを受けることになると宿泊費もかかります。九州など特に遠いところに住んでいる人は最大でそれが主な原因で就活でかかる費用の総額が30万円ほどかかったという事例もあります。また、どこに住んでいても日本では特に移動に電車を使います。日本での交通費は特にほかの国に比べてもかなり高めなので結果的に高額になってしまいます。また、このほかにもSPIや就活に関する書籍や、女性であればストッキング代などの身だしなみにかかる金額が一つ一つの金額は少なくても、それが積み重なると多額の金額になってしまうことになります。
日本で就活をするにはかなりの出費がかかります。書籍はすでに就活を終えた人に譲ってもらったり、なるべく飲食費を抑えたりするなどしてなるべく出費を抑えることも必要になってくると思います。