公開日時 : 2020年07月20日
更新日時 : 2023年04月12日
【はじめての就活】筆記試験とは?にて筆記試験全般の解説をしました。この記事では、その中でも最も多くの企業が採用しているSPI3の受験方法について説明します。
SPI3とは
SPIはSynthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略称です。何回かのバージョンアップを経て、現在はSPI3となっています。株式会社リクルートホールディングスが提供しており、約1万社をこえる企業が採用試験のために利用しています。
参考:SPI3『SPIとはどんな適性検査?多くの企業に選ばれる理由とは?』
出題内容は能力試験と性格検査に分かれています。
能力試験は「言語」(=>日本語を意味する)と「非言語」があります。企業によっては「英語」の問題がある場合もあります。
性格検査では、企業の社風に合うかなどの確認や、入社後の配属先の参考にするためなどに使われます。性格検査では、受験者が嘘をついているかも判断しています。嘘をつかずに正直に答えましょう。
SPI3の受験形式
適性検査が留学生にとって難しいと言われるのは、単に日本語の問題だけではありません。受験形式が複数あり、そのことを考えずに何となく準備してしまっているため、本番とやり方が異なり焦ってしまうことも原因の一つです。そのため、受験形式について正しく理解しておくことが重要です。
テストセンター
専用の会場でパソコンを使って受験する方法で、最もたくさんの企業で採用されています。基本的に自身の都合のいい日程と会場を選べますが、混み合う時期は予約が取れないこともあるので、早めに予約しましょう。
なお、一度受験すればその結果を使いまわすことも可能です。ただし、受験後、実際に何点取れたかは確認ができないため、うまく解けたかそうでないかの判断は自分の感覚が頼りとなります。
テストセンターでの受験は、自宅受験よりも緊張してしまいがちなので、どのような流れで進んでいくか前もって確認しておきましょう。
WEBテスティング
家や学校にあるパソコンを使って受験することができます。指定されている期間内であれば、いつでも受験することができます。留学生が最も合格しやすい形式です。
ペーパーテスティング
応募先の企業が準備した会場でマークシート方式の紙媒体を使って受験する方式です。受験者が同じ会場に集まって試験を受けます。試験時間が他よりも長いことが特徴です。
インハウステスティング
応募先の企業に出向き、パソコンを使って受験する方法です。
準備をすれば、絶対に合格できる
【はじめての就活】筆記試験とは?でも解説している通り、正しい準備をすれば、留学生も必ず適性検査に合格できます。これは、過去多くの先輩たちが身をもって証明してきたことです。実際の体験談を観てみるもの役に立つかもしれません。
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