敬語について ―基本編―

公開日時 : 2020年03月26日

更新日時 : 2022年02月07日

日本で働く上で「敬語」の使い分けは必須です。働いてからだけではなく、働く前の面接ではさらに自然な敬語で話すことが面接合格の前提となります。今回はその基本を見ていきます。

 

1.尊敬語

尊敬語とは、相手または相手に関係がある人の動作や状態、所有物等について、その人を立てる(敬う)時に使います。

 

尊敬語の作り方の例

①「動詞」+「れる」/「られる」  例)帰られる

②「お」/「ご」+動詞+「なる」/「なさる」/「くださる」 例)お書きになる

その他通常の形から尊敬語表現が大きく変化することもあります。

 

2.謙譲語

謙譲語は自分や身内の動作や状態、所有物について自分を低めるときに使います。自分の立場を低く表すことで相手の立場を相対的に高くし敬意を表す時に使います。

 

謙譲語の作り方

①「お」/「ご」+動詞+「する」/「いただく」 例)ご案内します。

②「動詞」+「いただく」/「させていただく」/「いたす」 例)連絡させていただく

その他通常の形から謙譲語表現が大きく変化することもあります。

 

3.丁寧語

丁寧語は相手や内容を問わず表現を丁寧にしたり、上品にしたりするときに使います。

 

丁寧語の作り方

①「お」/「ご」+名詞 例)お誘い、お皿

②文+「です」/「ます」/「ございます」 例)あちらでございます。