面接が上手くいかないときは

公開日時 : 2020年07月10日

更新日時 : 2022年02月24日

就職試験で必ず通る「日本の面接」試験ですが、面接後に「うまく話せなった」と後悔することも。

面接が上手くいかない原因の一つとして、「緊張のしすぎ」が考えられます。しかし、緊張は事前の準備次第でへらすことができます。そこで、本番前にできる事前準備を紹介します。

 

質問と回答を想定する。

まず、「必ず聞かれるであろう質問と回答を想定すること」ですが、ここで考える回答は、「文章」ではなく、「キーワード」だけを考えてみてください。

想定回答を文章で考えて丸暗記しようとすると、途中で忘れてしまったときに余計に緊張してしまう可能性があります。また、丸暗記できたとしても、単に原稿を読んでいるかのような話し方になってしまい、面接官への印象が悪くなる可能性があります。そこで、面接官に必ず伝えたい「キーワード」だけを考えておいて、面接本番では自分の言葉で話すようにした方がよいでしょう。どんな日本語の単語を使うか、その日本語に間違いがないかどうかなどを事前に調べてみるといいでしょう。

 

2声に出して練習してみる

1で考えたキーワードを使った想定回答を読んでみましょう。

ここで注意することは、ただ、眺めてキーワードを記憶するのでなく、声に出してみることです。声に出すことで、「自分の話すスピードは速すぎないか」や「ここの部分は伝わりにくくないか」などの改善点が分かると思います。また、練習を重ねることで、自信につながりますので、面接の際の表情も豊かになっていくでしょう。もし、できれば日本人の友達や先生などに面接練習を頼んでみるのも効果的です。

 

3 当日は時間に余裕をもって

せっかく面接の練習をして自信をつけても、当日の朝に遅刻しそうになると、それだけであせって、緊張しやすくなります。事前準備が台無しにならないように事前に会場への行き方を確認し、時間に余裕を持って到着しましょう。

 

それでも緊張してしまうときは

それでもいざ本番となると緊張してしまうかもしれません。そんな時は、「実は今すごく緊張しています」と素直に打ち明けてみるのもいいと思います。「緊張している」と口に出すことで気持ちが楽になります。また面接官に伝えることで、共有できているという安心感にもつながります。本当に辛いときには、我慢せず、伝える勇気を持ちましょう。