OG・OB訪問とは?

OGOB訪問とは?

日本の就活の一部にOGOB訪問というものがあります。そもそもOG・OBという言葉は、和製英語(Japanglish)であるOld Boys Old Girlsの略で、自分の大学や高校の卒業生を意味します。一般的にOGOB訪問はAlumni’s visitのことで、自分のいきたい企業で働いている自分の学校の卒業生に直接会って色々な質問をして、その企業で実際の環境や、雰囲気などを調べるために行うものです。どんな企業にもメリットデメリット(pros and cons)がありますが、入社説明会や採用ページは、その会社が学生や社会に「見せたいところだけを見せている」ので、後者が見えてくることはあまりありません。その後者を実際に働いている人に聞くことによって自分が企業に本当に行きたいかどうかを再検討できる重要な機会にもなります。今回はそのOGOB訪問のやり方についてみていきます。

OGOB訪問の手順

①アポイントメントを取る。

アポイントメントは基本的には考えている実施日程の2週間から1か月前に取ることが基本です。なぜかというと、1週間前では予定が急すぎますし、1か月以上先だとこれからの予定がわからないことが多いので1か月から2週間前の間でアポイントメントを打診することがベターです。

アポイントメントは通常メールまたは電話で行います。メールのテンプレートはこちら (引用:JOBRASS新卒OB・OG訪問時のメールの書き方とコピペで使えるテンプレート【アポイント編】)。メールでは、こちらでOGOB訪問が可能な日程(日にちと時間)を2-3個用意しておくことが必要です。また、氏名はフルネームで必ず入れましょう。この記事を書いている人は学生時代に苗字だけしかメールにいれなかったことで、かなり怒られた経験があります。

メールや電話をする際は、送る時間にも気を付けてください。基本的には、朝9時から夜の8時までに連絡をすることが無難です。それ以外の時間は(特に電話は)あまり好ましく思われないので注意が必要です。

②訪問に向けて準備をする。

当日を有効に過ごすために訪問日の前までにやっておくべきことがあります。

  • 質問を用意する:当日にその場で考えた質問をするよりは、あらかじめいくつかの質問を用意しておくことで、当日の聞き忘れなどを防止することができます。そして、OGまたはOBは社会人でかなり忙しい可能性が高いので、あまり時間をかけられないことも多いです。なので、短い時間で有益な情報を引き出すために質問を用意しておくことが必要です。ただ、質問内容はその会社のホームページや採用サイトを見ればわかるようなことは避けましょう。「準備不足なひと」という印象を持たれかねません。質問を用意する際に、ホームページや採用サイト、IRサイトなどを確認して「サイトには~と書かれていましたが、実際に働いている側としてどのような印象がありますか?」などというような「実際に働いている人にしかわからないこと」を聞くための質問をしましょう。特に、外国人として日本の職場で働くことは日本人とは違った大変なところがあるのも事実なので、「実際にその職場では外国人社員への待遇はどうなのか」というところも聞いておくことが必要です。

 

  • スーツを用意する:就活にはスーツが必須ですが、まだ就職活動が本格的に開始されていない時期にOGOB訪問をするとスーツが用意できていない可能性があります。特に「私服でいいよ」といわれていない限りはスーツを着用することが基本なのでこの際用意しましょう。

③当日

当日は集合時間の5分前には集合場所にいることが必ず守るべきことです。日本人は「時間を守ること」をものすごく大事にする人が多く、時間が守れない人はその人から「信頼」を損なう可能性が非常に高いです。OGOB訪問は友達として会うのではなく、あくまで就職活動という公式なイベントの一つなので、時間は必ず守るようにしましょう。万が一、電車やバスが遅れたり、急に体調が悪くなって遅刻、または欠席をするときは必ず分かった時点でその人に連絡を入れましょう。

OGまたはOBが来たら、話を始める前に「今日はお時間をいただいてありがとうございます。」と一言入れてから会話を始めましょう。そして、終わるときは「今日はありがとうございました。」と忘れずに言いましょう。

OGOBから聞いたことは忘れないようにメモやボイスレコーダーなどで必ず記録をとっておきましょう。スマートフォンなどのボイスレコーダーを使用するときは必ずOGOBに「会話を録音させていただいてもよろしいですか?」と一言聞いておきましょう。

 

④終わったら

終わったら、その日のうちに、夜遅くなってしまった場合は次の日の午前中に、お礼のメールを必ず入れましょう。お礼のメールに関する内容の参考記事はこちら(引用:【例文あり】OB訪問で喜ばれるお礼メールの書き方)。

 

社会人に直接会うとなると色々ビジネスマナーなど気を付けなければならないことがありますが、将来一緒に働くかもしれない相手にいい印象を与えるためにしっかり準備しておきましょう。